元特別支援学校教員の発達障害の子育て専門相談

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発達の悩みをママのやりたいことで幸せにかえるコーチング

周りの目が気になって「わかってもらえない」と感じる時、お母さんにしてほしいこととは?

こんにちは。

チャイルドジニアスコーチの
浅野みやです。

  

みなさんが、今もし
発達障害やグレーゾーンの
お子さんを育てていて、

日々周りの目が気になって
思うような子育てができないでいたら、

周りの魔が気になってしまう理由には
二つのことがあるのではないかということを
前回お伝えしました。

 

 

では、今日は、

周りの目が気になることを
どうすれば解決できるのか

 
ということについて
一緒に考えてみたいと思います。

 

 

 

皆さんは、周りの目が気になる時どうしますか?

どんなことを意識しますか?
またはやっていますか?

 

 

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この答えは、ふた通りに
分かれるかもしれません。

 

一つは、

子どもが実際に困る行動をして、
その場で周りから
冷たい目で見られてしまった時
どんな対処をするか

ということ。

 

もう一つは、

 

目の前で困ることは起こってはいないが、
日頃から周りの目が気になって
自分の気持ちが落ち込んでいる時
どんなことをするか

 

ということです。

  

 

今日はまず一つ目の、

子どもが困った行動をした時
周りに発達障害の特性によることを
理解してもらえないために、
周りの目が気になること

 

について取り上げてみます。

 

 

例えばこんな場面。

お正月親戚が家に遊びに来て
久しぶりに会う叔父さんや叔母さん、
いとこなどに

どうしても会うのを嫌がり
部屋から出てこないわが子。

 

しばらく待って
やっと顔を見せることができても
下を向いて挨拶をしない。

一人離れてゲームをしているわが子を見たおじさんが

「挨拶もできないなんて困ったものだ。
Aちゃんなんか5つも歳が離れてて
挨拶ができるのに。

あなたのしつけが足りないんじゃないのかね。 

と言われる。

 

  

不安が強く、人の顔を見ることが苦手で、
曖昧な表現や表情を理解して
コミュニケーションをとることが
特に難しいわが子。

 

発達障害のあるこの子にとっては
顔を出せただけでもすごいことなのに、
理解してもらえない。

世間の常識で見られてしまうので
「しつけがなっていない」
「親の愛情が足りないんじゃないか」
と、思われてしまう。

 

本当はそんなことないのに。

 

子どものことを理解して
この子が安心できる関わりを工夫して
人一倍子どもへの愛情はかけていると思う。

 

挨拶だってできるように
いろんなやり方でこれまで教えて来た。

それを一言で否定されてしまったみたいで
いたたまれない気持ちになる。
 

他の子供やお母さんと比べられる。
「世間はこうだ」と常識で言われる。

 

このような場面に会うこと、
たくさんあるんじゃないかと思います。

 

ではこのような時は、
どうすればいいのでしょうか。

 

 

私たちがこの叔父さんに
「この子は発達障害という障害があって・・・」
正しい理解を求めて、

 

子どものことを説明して
時間をかけて頑張れば
問題は解決できるのかというと、

果てしなく時間と労力がかかる
のはもちろん、

叔父さんが理解することは
もしかしたらこれからもないかもしれません。

 

周りの目が気になる時、

必ずそこには
理解がなく、時にこちらを責める
という人が存在しています。

 

私は、相談に来るお母さんたちに、
このような人達の目が気になる時は
いつもある考え方をお伝えしています。

 

それは

「2-6-2の法則」

という考え方です。

 

「パレートの法則」
「働きアリの法則」
とも呼ばれています。

 

働きアリのうち、

よく働くのは全体の2割。
残りの8割は、
普通に働くアリ6割と、
サボっているアリ2割に分かれる。

 

研究からこのような法則がわかったそうです。

 

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つまり、これを人の集団に置き換えると、

2割は優秀な人たち、
6割は標準の人たちで
2割はイマイチな人たち

で構成されますよ

という法則です。

  

発達障害の理解という点で
この社会を見た時にも
この法則は当てはまるのではないかと
私は思っています。

 

発達障害に興味をもって
深く正しく理解し
支援など行動ようとする人は、
社会全体の2割いて、

 

6割の人はそこそこ関心はあって
言葉は聞いたことはあるがそこまでで
特に何もしないという人達。

 

そして残りの2割の人は、
発達障害を理解することなく
時には責めたり非難したりする人達。

 

それで社会は成り立っているのではないか
私は感じています。

 

社会のすべての人が
発達障害にすごく理解があって
積極的に支援をする人ばかりになることは
もちろん望ましいことではありますが、

 

必ず2割はそうはならない人達がいるからこそ、

発達障害についてさらに
わかりやすく伝えていく工夫を考えたり
今の支援に満足せずに改善していく
姿勢を保つこともできるなど、
良さもあると思います。

 

 

つまり、私が言いたいのは、

 

2割の無理解の人に
理解してもらおうと
全力を注いで頑張らなくてもいい

ということ。

 

 

その労力と時間を
もっと有効に使っていく方が
もっと早く発達障害の理解が
広がるかもしれないということです。

 

そして、

 

「わかってもらえない人は
社会に一定数いる」

と思えることで、

周りの目が気になることにも
うまく対処していけたらと思うのです。

 

 

「しつけができてないんじゃないか」

言ってくれる叔父さんは、
叔父さんなりに
子どもを気にしているかもしれません。

 

発達障害の理解を求めるよりも

「すみません。
うまくしつけができていなくて。
また後で言っておきます。
気にかけてくださって
ありがとうございます。」


と伝えてその場をやり過ごし、
スルーしてしまうくらいが
調度良いのではないかと思います。

 

 

外に出かけた時に
周りの目が気になることがあったら、

 
その原因を考えてみて
お子さんに対してできる支援があれば
してみるのと同時に、

ストレスが溜まる場所や活動ならば
場所を変えてみる、
活動をやめてみる、
やり方を変えてみたりして、

 
自分と子どもにとって
「ちょうどいい加減」を
見つけてみてほしいと思います。

 

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手がかかり、常識が通用しない
子育てだからこそ、

手を抜いて、常識にあまり縛られない

「これくらいがいいかな」
「これができたらラッキーで行こう」

というくらいを目指してみるのも
いいのではないかと私はいます。

 

 

発達障害の無理解は
まだまだあって当たり前。

発達障害がわかって
法律で認められてからまだ10年です。

それでも少しずつ理解は広がっていると
日々のニュースで感じます。

 

私もこれからも諦めずに
日々発達障害の理解について発信し続け、
理解を広げていきたいと思います。

次回は、

周りの目が気になって自分を否定してしまったり
気持ちが落ち込んでしまう時に、
お母さんができることは何か

について考えます。

 

 

プロフィール

浅野 美弥
浅野 美弥
元特別支援学校教員。
プレシャス・マミー認定コーチ。
2 人の男の子のママ。

日本福祉大学を卒業後、特別支援学校に10年勤務。

これまで15年以上、障害のあるお子さんを支援。

のべ1200人以上の子どもと関わり、

障害の中でも特に発達障害のある子どもに関わる。



教員を退職後、初めての育児に悩み、
育児ノイローゼのような状態になる。

その時出会ったコーチングセッションが
人生を変える大きなきっかけとなる。

コーチングを学び子育てを変えたい仲間と
サークルを作り活動開始。

その後自身もコーチの資格を取得し子育てコーチとなる。

専門知識と経験を活かし、
障害のある子どもを持つお母さん専門の
チャイルドジニアスコーチングを作り、
個別相談とコーチングレッスンを提供。


個別相談は300件を超え、
のべ500人以上の
発達障害のお子さんを育てる
お母さんをサポートしている。

浅野美弥Facebook
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