元特別支援学校教員の子育て専門相談

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「うちの子だけできない」が自信に変わる!チャイルドジニアスコーチング

先日「15歳のコーヒー屋さん」岩野 響くんとご両親の話を聞きました。そこから浅野が得た大きな発見とは、、、(後編)

こんにちは。 

チャイルドジニアスコーチの
浅野みやです。

 

 

前回、10歳でアスペルガーの診断を受け、
その後学校に行かないことを決めて
コーヒー焙煎士の仕事を始めた

「15歳のコーヒー屋さん」
岩野 響くんについて、

 

彼が学校に行かないことを決めるまでの
様子についてお伝えしました。

 

バックナンバーはこちら
https://goo.gl/biRPqC

 

 

 

今日はその後、
響くんとご両親がどのようにして
コーヒーの焙煎の仕事にたどり着いたのか

その過程について、
トークライブでのお話から
お伝えしたいと思います。

 

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学校に行かないことを決めてから、
お母さんとお父さんは
あることを始めます。

 

あることとは、

「響くん研究」

です。

 

 

学校に行かないことを決めてから
学校に行かないことに
罪悪感を感じ、
好きなゲームさえしなくなった響くん。

 

彼の姿を見ながら、

「この罪悪感から抜け出すためにも
彼の居場所を見つけたい」

と、お父さんは思います。

 

染色の仕事をしているお父さんは、
同じ工程の繰り返し作業である
染色の仕事が、

きっちり決まりを守る響くんに
向いていると考えて
彼に手伝いをお願いし始めました。

 

 

一方お母さんも、
「響くんが何ができて何が苦手なのかを
まずは知っていこう」
という思いから、
彼に家事を手伝わせることを始めます。

 

まずは食器洗いや洗濯干しから
教えたのだそうですが、
これがまた毎日
ハプニングの連続だったそう。

 

 

朝食の食器洗いに
洗剤のボトル1本を使ってしまい、
流しも響くんも泡だらけになったり、

 

掃除をお願いすれば
途中で窓のサッシの隅が気になり、
そのままずっと隅の掃除をして
1日が終わってしまったり。

 

そんな響くんを見ているうちに
お母さんの久美子さんは
響くん研究が面白くなっていったそうです。

 

家事を通して、
困った時どんなやり方が
響くんに合うのかも見つかり、

「こうすれば響くんはできる」

という対処方法のストックが
増えていったそうです。

 

 

またそれとともに
響くん自身も変化し始めます。

 

「できない」ばかり
突きつけられてきたこれまでから、

「僕は何ができるのか」
と考えられるようになった響くん。

 

家事を手伝うと
「ありがとう」と言われる。

嬉しくてまたやってみる。

この積み重ねが
彼を元気にしていったそうです。

 

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できることが増えて
料理も覚えた頃、
響くんはスパイスに興味を持ちます。

 

 

スパイスをコレクションし、
調合して美味しい料理を
作れるようになったそう。

時には毎晩カレーという日が続き
「もしかしたらお店も出せるかもしれないね!」
そんな話も出始めました。

 

彼のできることで
社会と繋がれるかもしれない。

 

この発見は、響くんの人生を
その後大きく変えていきます。

 

 

お父さんは、響くんが
これから先生きていくために
現実的に何ができるかを考えます。

 

親がいなくなった後、
彼が一人でも生計を立てて
生活していける道は何か。

彼が生きて行くのに
どんな生き方で何をして行くといいのか。

 

中卒でも働ける場所はあるか探したり、

何かにこだわって
一人でお店を経営している人に会いに行き
話を聞いたりしました。

 

 

「できたらいいな」ではなく、
「どうすればできるか」という
現実を見据えた行動重ねて行きました。

 

 

響くん自身は、
カレー作りで
隠し味に入れていた
コーヒーに興味を持ち、

焙煎してみたことがきっかけで
コーヒーにハマっていきます。

「コーヒー屋さんをやってみたい」

響くんはいつしか
コーヒーの仕事をしたい
と思うように
なって行きました。

 

自分一人でできる方法はないか。

響くんは考えます。

 

 

自宅の倉庫を改装し、
そこをお店にして
自分が焙煎したコーヒー豆を販売したい。

 

両親に相談しながら
コーヒー屋さん開店の準備を進め、
ホームページ作成にメディアの取材にも挑戦し、ついに
夢を実現させました。

 

 

15歳で自分のお店を持ち営業するということは、
そう簡単にできることではありません。

 

 

響くんのご両親が
特別そのような知識や力があったから
できたのかというと、
それは違うのではないかと私は感じます。

 

また、響くんが天才だから
できたのかというと
それも違うように思います。

 

響くんが、
自分ができることを仕事にして
生きていく道を作ることができたのは、

響くん本人とご両親が
一番大事な「ある思い」を持っていて、
そこから離れなかったからではないか

と私は思いました。

 

 

その思いとは何か。

 

それは、

===========

自分がどう生きたいか。

自分がどうありたいか。

===========

 

ということです。

 

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私たちはわが子の将来を考えた時

「この子は何になれるのか」

ということを考えがちです。

 

 

どんな仕事ができるか。
何をして生計を立てて行くか。

仕事や方法を先に考えてしまいがちです。

 

 

けれど、それよりも前に
考える必要があるのは、

「この子はどう生きたいのか」

ということ。

 

 

自分の気持ちに正直に生きたい。
誰かの役に立って生きたい。
好きな物と関わって生きたい。
自分が得意なことをやって生きたい。

など、

 

このような思いがまず最初にあって、

その次に、
「その思いが叶いそうなお仕事は何か」
という、思いを叶える方法が
出てくるのではないかと思います。

 

 

「できないことを見て生きるのではなく、
できることを見て生きていきたい」

 

響くんと響くんのご両親には
この思いがまずあって、

 

そこから

響くんにはどんな仕事ができるかを
響くん研究から見つけていき、
今に至っているのではないか

と私は感じました。

 

 

「この子はどう生きたいのか。」

その答えを見つけたかったら、
みなさんに今日からやって欲しいのは、

わが子を研究することです。

 

 

この子は何が好きなのか。

この子はどんな時笑顔なのか。

この子が夢中になっているのは何か。

 

そこに答えは隠れています。

 

響くんの生き方は、
発達障害の子どもの生き方の
一つのモデルだと私は思います。

 

「会社に勤めることだけが
生き方ではないよ。
生き方は自分で選べるんだよ。」

 

響くんはこれからも
自分の生き方を通して

私たちにそんなメッセージを
届け続けてくれるのではないかと思います。

 

響くんにはまだまだいろんな夢があるそうです。
コーヒーからさらに世界は広がって
新しいものが生まれて行くかもしれません。

 

彼の生き方からたくさんのことを
私たちも学んで
子育てに活かしていきたいですね。

ぜひ注目して見てください。

 

HORIZEN COFFEEの
公式ホームページはこちらです
↓↓↓↓↓↓↓

https://www.horizon-labo.com/

 

 

プロフィール

浅野 美弥
浅野 美弥
元特別支援学校教員。
プレシャス・マミー認定コーチ。
2 人の男の子のママ。

日本福祉大学を卒業後、特別支援学校に10年勤務。

これまで15年以上、障害のあるお子さんを支援。

のべ1200人以上の子どもと関わり、

障害の中でも特に発達障害のある子どもに関わる。



教員を退職後、初めての育児に悩み、
育児ノイローゼのような状態になる。

その時出会ったコーチングセッションが
人生を変える大きなきっかけとなる。

コーチングを学び子育てを変えたい仲間と
サークルを作り活動開始。

その後自身もコーチの資格を取得し子育てコーチとなる。

専門知識と経験を活かし、
障害のある子どもを持つお母さん専門の
チャイルドジニアスコーチングを作り、
個別相談とコーチングレッスンを提供。


個別相談は300件を超え、
のべ500人以上の
発達障害のお子さんを育てる
お母さんをサポートしている。

浅野美弥Facebook
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