元特別支援学校教員の子育て専門相談

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「うちの子だけできない」が自信に変わる!チャイルドジニアスコーチング

好きなものは全部集めたい。収集大好きなお子さんが片付けられるようになるポイントは、「安心」と「目安」です。

こんにちは。

チャイルドジニアスコーチの
浅野みやです。

 

お子さんが片付けが苦手な理由について、
前回から解説しています。

今日は2つめの理由をお伝えしますね。

 

【2、ほしい気持ちが優先になってしまう】

 

お子さんは、大好きなものを
集めたがることはありますか?

 

可愛いキャラクターのものを
全部集めようとする。

文房具にこだわりがあって
好きなメーカーの文房具を
いっぱい欲しがる。

 

大好きな電車の模型を
全部揃えないと気が済まなくて
お小遣いを使って集めたがる。

など。

 

私もこれまで、
発達障害やグレーゾーンの
お子さんを育てるお母さんと関わってきて


「わが子が集めたがり、きりがなくて困る」

という相談をされることが多くあります。

 

例えば、

 

大好きなプリキュアのものを全て欲しがって
飴やお菓子の袋まで集めている。

トミカが大好きで全部揃えたがり、
新発売は必ずチェックして買っていてきりがない。

ボールペンにこだわりがあり、
外食に行った時に
レジにあるボールペンまで欲しがり
我慢ができず癇癪になることもあって困る。

 

このような事例がありました。

 

 

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特性の中でも
こだわりの傾向があるお子さんの場合は、
この収集したがることが強いので、
物もいっぱい溜まってしまいがちです。

 

 

なぜ収集したがるのか。

収納できないほどいっぱい持っているのに
なぜまた買ってしまうのか。

 

それは、

 

自分が価値があると思い、
好きになったものに囲まれていると
とても楽しく幸せに思えるから

です。

 

そして、

この気持ちにプラスして
「規則的な並びを好む」という
特性があるので、

一つだけとか
順番が抜けているということが
不安で気持ち悪く

安心したいために
全部を揃えたくなるのですね。

 

 

実はこの傾向は私達にもあったりします。

 

例えば、

1、2、3、4、5、・・・・

と番号順に本が並べられていて、
よく見ると

5、6、8、7、9、11、10、12

となっていたら、

 

「あれ?順番が違うな。」

気になって揃えたくなる
という時ありませんか?

 

間が一つ抜けていたりするのも
気になったりするかもしれません。

私たちの場合は、
気にはなってもすぐ忘れたり
気持ちが切り替えられたりできますが、

もしかしたらお子さんの場合は、
この違和感を強く感じて

気になって仕方ない、
不安になってしまって落ち着かない、
イライラしてしまうなど、

生活する上で
困ることがどうしても多いかもしれません。

 

 

お子さんに、この特性や傾向がある場合、

ほしいとなるとどうしても我慢できなくて
手に入れるまで不安で落ち着かないので
お小遣いを使って集め、
手に入ると落ち着く

というサイクルに
なっているかもしれません。

 

 

好きなものが欲しくて我慢できない。
しかも全部揃っていないと落ち着かない。

そのために物が溜まってしまい
片付けようにも
どれも
自分にとっては宝物なので、
片付けることが苦手だったりするのですね。

 

 

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ではこのような場合、
どんな対応をすると良いのでしょうか。

 

そのポイントは3つです。

 

============

 

1、欲しい気持ちを否定せず
受け止め、理解してあげる。

 

2、欲しい気持ちに寄り添った上で、
収納量との折り合いを冷静に考えて
買う頻度や持つ量の目安を決める。

 

3、物を持つのではなく
他に気持ちを満たせる方法
お子さんと一緒に見つける。

 

==============

 

 

まず、お子さんが
集めているものや欲しいものは

お子さんにとっては自分が安心できる
大事な大事な宝物だということを
理解してあげてください。

 

「こんなに何個もいらないでしょ!」
「こんなに集めても仕方ないのに」

 

つい言いたくなりますが
その言葉をこんな言葉に変えてみてください。

 

「◯◯ちゃんは本当にこれが好きなんだね。
いっぱい欲しくなっちゃうよね。
これのどんなところが好き?」

 

こんな風に、
お子さんがその物を
どれくらい好きで大事なのかを
素直に聞いて、教えてもらってください。

 

「お母さんは私の気持ちをわかってくれる。」
この安心感が何よりも大事です。

 

否定されずに受け入れてもらえると、
人は相手の気持ちを
受け入れる心のゆとりができます。

まずはお子さんの気持ちを
理解することから
始めてくださいね。

 

 

そしてその上で、
お子さんに相談しましょう。

 

「そうなんだね。そんなに大事なんだね。
それなら全部欲しくなっちゃうかもしれないね。

全部集められたら、
それは嬉しいことなんだけど、
本当に全部集めたらどうなるかなぁ?

どこにしまおう?
どこに置こう?
お金はどうしよう?

寝るところがなくなっちゃったら
どこに寝れば良いかなぁ?

 

もしお金が必要になった時に
お金が全然無かったら
どうすれば良いかなぁ?」

 

 

こんな質問をしながら
お子さんに考えさせてみて欲しいと思います。

 

そして、なんとなくでも良いので、
お子さんが

「全部は難しいかも。でも欲しい。
どうすれば良いんだろう。」

 

こんな風に考え始めたら、
持つ量の目安を
お子さんと考えて決めてみましょう。

 

例えば、

・1ヶ月1つまでにしよう。
・お小遣いで買うときは500円までにしよう。
・同じ形のものはどちらか一つ持つことにしよう。

 

わかりやすい目安や基準を決めることで、
お子さんが自分の欲しい気持ちと
持つ量の折り合いをつけていく練習を
今からしてあげられると良いと思います。

 

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そして最後に、

他に欲しい気持ちが満たされる方法を
お子さんと考えたり
こちらから提案してあげましょう。

 

大好きなプリキュアの物は
お菓子の袋も全て集めていたお子さん。

私はお母さんに、
次のように提案しました。

 

「お菓子の袋は同じものが何枚もあるから
その一つを綺麗に切って
スクラップに貼っていきましょう。

違うデザインが出たら
それをまた切って貼っていけば
物は溜まっていかないですし、
欲しいものはちゃんと残せますね」

 

その後すぐにお子さんに
この方法を投げかけたところ
すんなり納得して
スクラップを楽しんでやり始めたと、
お母さんから聞いたことがありました。

 

 

方法にはこの他にも、

 

写真で撮る、
カタログにする、
借りる

など、「全部欲しい」という気持ちに
上手に折り合いをつけて
上手に付き合える力を
育ててあげられたらと良いと思います。

 

 

集めたくなる気持ち、
私もとてもよくわかります。

 

しかしやはり我慢をする力も
将来自立していくには必要です。

 

お子さんが自分の気持ちも大事にしつつ
現実を見ながら
冷静に考えて行動していけるように、

今からできることを
一つ一つやっていけたら良いですね^^

 

そしてぜひ、
欲しいものとの付き合い方を、
お母さんの姿を見せることでも
教えてあげてみてくださいね。

 

プロフィール

浅野 美弥
浅野 美弥
元特別支援学校教員。
プレシャス・マミー認定コーチ。
2 人の男の子のママ。

日本福祉大学を卒業後、特別支援学校に10年勤務。

これまで15年以上、障害のあるお子さんを支援。

のべ1200人以上の子どもと関わり、

障害の中でも特に発達障害のある子どもに関わる。



教員を退職後、初めての育児に悩み、
育児ノイローゼのような状態になる。

その時出会ったコーチングセッションが
人生を変える大きなきっかけとなる。

コーチングを学び子育てを変えたい仲間と
サークルを作り活動開始。

その後自身もコーチの資格を取得し子育てコーチとなる。

専門知識と経験を活かし、
障害のある子どもを持つお母さん専門の
チャイルドジニアスコーチングを作り、
個別相談とコーチングレッスンを提供。


個別相談は300件を超え、
のべ500人以上の
発達障害のお子さんを育てる
お母さんをサポートしている。

浅野美弥Facebook
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