元特別支援学校教員の発達障害の子育て専門相談

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発達の悩みが幸せにかわるコーチング

支援が必要な中学生の子ども達が、今困っている5つのこととは?

こんにちは。

発達の悩みをママのやりたいことで幸せに変えるコーチ
浅野みやです^^

中学になると、どうしてこんなに子どもが学校で過ごしにくくなるのか。

どうして学校での子どもへの配慮がこんなに難しくなるのか。

そしてどうしてこんなに子どもも親も、担任や学校との連携が
小学校までと比べて減りしんどさが多くなるのか。

これまでも、多くの場面で感じてきましたが、
この4、5月の相談件数の増加から改めて強く感じています。

そこで前回から、改めて中学生のお子さんの抱える問題と
その原因、できることをメール講座でみなさんと一緒に
考えてみようと思います!

まず今日は

支援が必要な中学生の子どもたちが
今の時期困っていることは何か?

について。

お子さんの特性や、学校環境など
お一人お一人全く違うので、全ての困っていることを
あげることは難しいですが、
4月から今日まで私がお聞きしたお母さん達の声やいただいたメッセージ、
投稿へのコメントなどから、中でも特に子ども達が今困っていることについて
私なりにまとめてみました。

通常級在籍、支援級在籍どちらの子ども達が共通して
どのような場面で困っているのか。

それは大きく5つに分けられると感じます。

1、学習面
2、友達関係
3、中学校という環境
4、学校の規則
5、子ども自身の心と体

一つずつみて行きます。

【1、学習面】

中学になって子ども達が困ること。

学習面におけることがもっとも多いと感じます。

教科担任になることや定期テストが始まること、
提出物も評価の基準になったり、学習内容自体もかなり難しくなります。

具体的には、次のことに子ども達は
困ることが多くなるようです。

・情報量が多くなるので授業内容が理解できない。
・各教科で出される課題の量が多い。
・学習内容が難しい。
・学習スピードが早くついていけなくなる。
・定期テストの範囲の広さと難しさ。
・作文や感想を書くなどの課題が多い。
・教科担任のため、指導の仕方がバラバラ。
・学習の進め方は子どもに任せられるので、どう勉強を進めればいいのかわからない。
・音楽、体育、家庭技術などの実技教科で困る。

などです。

 

【2、友達関係】

中学生の13〜15歳の時はこの時期ならではの
対人関係の複雑さや感情の起伏、
コミュニケーションの難しさがあります。

発達障害などの特性がある子にとって
このわかりにくく複雑な友達との関わり方に
困ることが多くなります。

・周りの友達の話が早くてわからない。
・興味が違うため話が合わない。
・言葉通りに受け止めてしまい傷つきやすい。
・集団行動を求められ困ってしまう。
・周りに気を使うことが増えて疲れる。
・断れず困ってしまう。
・周りとの差を感じて辛くなる。

など。

通常級にいるお子さんは特に友達関係で悩むことも増えると感じます。

【3、中学校という環境】

中学校になると、小学校の時とは違って
子どもにとって厳しい環境に変わることが多くの点で見られると感じます。

中学生のお子さんのママにぜひお聞きしたいのですが、
中学生になったら、急に次のことを求められることが増えると思いませんか?

そう、

『自分で!』

ということ。

先日、うちの中2長男に、
「小学校と中学校の大きな違いってなに?」
と質問したところ、長男がこう言いました。

「そうだなー。
中学校になったら全部自分自身でやることを
すごく求められるようになった。

こうしなさいと強制されないけれど、
自分で考えてやらないとならなくて、
最初からそんなのできないから困る。

全部を任されるのが大変だと思う。」

彼の言葉を聞きながら、なるほど!と感じました。

中学に入ったからすぐに全て自分で考えて
動いていける子に変わるなんてないのに、
小学生の時のような丁寧な指導はかなり減りますよね。

学習、忘れ物、提出物、部活、友達関係、体調管理など
一つ一つ先生が目を配るなんてことは格段に減りますし、
子ども本人に任されてきます。

ここは、発達の特性がある子の場合
特にまだ未熟だったりするので困ることは当然増えますし、
かなり戸惑う子が多いと感じます。

誰にも相談できずに頑張りすぎてエネルギーを
使い果たしてしまう子がいても当然だと感じます。

【4、学校の規則】

中学校に入って変わることの一つに、
学校の規則を守ることが求められるということもあります。

過敏なお子さんや変化が苦手なお子さんにとって
校則はかなりストレスになっています。

・制服がどうしても着られない。
・読み書きの補助がない
・定期テストの環境配慮がない。
・重い荷物を毎日背負わねばならない。
・髪形、靴下、持ち物まで縛られストレスに。
・遅刻や欠席の厳しさ。
・学校行事が負担になっている。

などです。

校則と合理的配慮のすり合わせが中学校はママたちにとっても
大きな課題になっているんじゃないでしょうか。

「特別扱いできない」という壁が
中学になるとさらに大きく重くなって立ちはだかっていると感じます。

【5、子ども自身の心と体】

13〜15歳のこの時期は調度体の大きな変化も伴う時期。

以前のメール講座でも書きましたが、
睡眠で言えば、夜眠れず朝起きれなくなる時期です。

また、子どもから大人へと心も変化する真っ只中。

ホルモンバランスが乱れやすく、気分の上下も激しく
イライラとの付き合いが難しい時です。

不安も強くなるでしょうし、大人の意見を素直に聞けなかったりします。

以前、こんなことを聞いたことがあります。

**********************************

思春期はまさにサナギの時。

サナギの中は成虫になる前のまだ形がないドロドロの状態。

まさにこのドロドロの時なんです。

************************************

子どもたちはまさに毎日このドロドロの中で
たくさん葛藤してるんですね。

以前、私が勤めていた病弱支援学校には、
併設された思春期外来の病院を受診している
不登校の子どもたちが通っていて、そのほとんどが中学生でした。

発達障害や統合失調症、うつ、拒食症などの診断の子もいましたが、
多くの子は診断がつけられない子達で、
あえて診断を出すとしたら
「神経症」や「心因性疾患」と医師から言われている子達でした。

学校に行く時間になるとお腹が痛くなる。
友達の反応が怖くて学校に行けない。
授業中、お腹がなるのが怖くて学校には行けない。
大勢の中にいると吐き気がする。
給食をクラスで食べられない。

など、いろんな悩みを抱えていましたが、

安心安全な環境の中でエネルギーをためられると
また学校に戻る子もいました。

子どもたちを関わりながらあの頃私がすごく思っていたのは、

「この10代前半というときというのは、
彼らが立っている土台はこんなにも不安定で細くもろいんだ」

ということでした。

見た目は大人びていて反抗的な態度を見せていても、
この時期の子どもたちはその土台の上にいるということなんですね。

揺れやすく傷つきやすい時期だからこそ
抱える悩みも多くなります。

この年代の子どもが、自分の心と体を
自分でどう扱えばいいかわからないしんどさ。

ここも中学生の子どもたちが今抱えている辛さですね。

いかがですか?
お子さんが困っていることこの中にありましたでしょうか?

大きく5つに分けて
今、子ども達が困っていることをまとめてみましたが、
ここにないものもたくさんあると思います。

もし、私が見落としていて重要なお子さんの困っていることがありましたら
遠慮なくお返事で教えてください。

次回は、これらの困ったことは
何が原因で起きているのかについて考えてみます!

 

プロフィール

浅野 美弥
浅野 美弥
元特別支援学校教員。
プレシャス・マミー認定コーチ。
2 人の男の子のママ。

日本福祉大学を卒業後、特別支援学校に10年勤務。

これまで15年以上、障害のあるお子さんを支援。

のべ1200人以上の子どもと関わり、

障害の中でも特に発達障害のある子どもに関わる。



教員を退職後、初めての育児に悩み、
育児ノイローゼのような状態になる。

その時出会ったコーチングセッションが
人生を変える大きなきっかけとなる。

コーチングを学び子育てを変えたい仲間と
サークルを作り活動開始。

その後自身もコーチの資格を取得し子育てコーチとなる。

専門知識と経験を活かし、
障害のある子どもを持つお母さん専門の
チャイルドジニアスコーチングを作り、
個別相談とコーチングレッスンを提供。


個別相談は300件を超え、
のべ500人以上の
発達障害のお子さんを育てる
お母さんをサポートしている。

浅野美弥Facebook
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