元特別支援学校教員の発達障害の子育て専門相談

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発達の悩みが幸せにかわるコーチング

中学生になると、どうしてこんなに困ることが起きるの?

こんにちは。

発達の悩みをママのやりたいことで
幸せに変えるコーチ浅野みやです^^

前回、発達に特性があり支援が必要な中学生の子ども達が
特に困っていることとは何か。
5つの場面で整理してみました。

1、学習面
2、友達関係
3、中学校という環境
4、学校の規則
5、子ども自身の心と体

こうして整理してみると、何か感じたり気づけたこともあったと思います。

「あ〜、まさにうちの子は学習面で一番困っていそう。」
「なるほど、心と体のバランスが子ども自身もうまくとれなくてすごくしんどいんだな。」

など。

お母さんが、まず自分の困っていることを一番に
知っていてくれるというのは、
子どもにとっては本当に安心できることです。

まだ詳しく子どもの困っていることが
把握できていないなと感じていらっしゃったら、
ぜひじっくり話を聞いたり学校から情報を得て
困っていることの事実を最優先で把握してあげてくださいね^^

さて、今日考えるのは、

「これらの困ったことがどうして起きているのか?」

についてです。

支援が必要な中学生だからこその環境や特性や社会的な
問題が起きる理由があります。
今日はここを整理して考えてみます!

前回あげた5つの場面での特に多くみられる問題。
それらが起きてしまう原因は大きく3つに分けられると私は考えます。

********************************

1、子どもの特性から起きる苦手さや難しさ

2、今の中学校の指導や環境が限界

3、この年齢の子どもの接し方の難しさ

**********************************

一つずつみていきましょう。


【1、子どもの特性から起きる苦手さや難しさ】

学習面、友達関係、学校生活、心と体のバランス。

どの点にもやはり共通してあるのは子ども自身の発達の特性によること。

ここは、子どものせいでもお母さんのせいでもなく
生まれ持ってどうしても困ることが起きやすいところがあるということです。

子ども本人もどうすればいいのかわからなくて一番悩むところです。

学習面で言えば、特性上、集中力の持続が難しいので
授業中ずっと先生の話を聞くのがしんどかったり、
情報処理、記憶の保持、臨機応変さなどが難しいので
忘れ物をしてしまう、勉強したことが定着しにくい、ノートが取れないなどです。

特に勉強で求められることに特性上の苦手さやしんどさが多いので
どうしても学習面で困ることが起きやすいのですね。

また、友達関係も同様です。

言葉のやり取りや気持ちの理解、集団行動、感情表現など
特性上の苦手さや発達のゆっくりさから
周りの子との差が大きくなりやすいこと。

しかも、特性のない子ども自身も、
まだそう友達と関わるスキルはうまくなく
この年齢だからこその友達との付き合い方があり、
友達関係の持ち方がものすごく複雑でわかりにくいんですね。

言葉通りに受け取ってしまうお子さんや、
言葉の裏にある気持ちを読み取ることが難しいというお子さんにとっては、
中学生の時期の友達関係はわかりにくさMAXじゃないかと私は思います。

学校に行くと、自分にとって超難解な課題が次から次にやってくる。

「まただ。どうしよう。あ〜わかんないよ!どうすればいいんだ?」

もし毎日この気持ちを感じ、常に頭を使い気を使い続けなければ
過ごせない場所が中学校だとしたら、
「もうここには行けない。行きたくない。」
そう思ってしまうのも当然でもあります。

この状況を作らないために、
私たち親のできることは何かについては
次回お伝えしたいと思いますが、

まずは、子どもが怠けているからとか頑張っていないから
困ることが起きているのではなく、
そもそも持っている発達の特性における難しさを
子どもは常に背負っているということ。

ここを理解することは、やはり何よりも忘れないでおきたいところですね。

 

お子さんが今困っていることが発達の特性からきている場合は、
ぜひまずそこを丁寧に把握してください。

正しい理解が、問題解決において何よりも大事になります。

 

 

【2、今の中学校の指導や環境が限界】

中学生になるとどうしてこんなにも子どもたちが毎日過ごし辛くなるのか。
どうしてこんなにも配慮してもらえなかったり理解してもらえないと感じるのか。

多くのお母さんのお話を聞いてきて私は一つの答えにたどり着きました。

これは私は感じた個人的な考えなので
全て正しいとは思わないでいただきたいのですが、
私は、今の、特に公立中学の多くがその環境も指導の仕方も
子どもたちには合わないものになっているんじゃないかと思います。

そう、もう限界じゃないかと。

今の中学校という場所、環境、指導で
支援が必要な子どもたちが安心して過ごせる状態を確保するなんて
ものすごく無理なんじゃないかとさえ感じます。

その中でも、
子どもが安心できる環境が作れている中学校は、共通して取り組んでます。

担任が子どもを理解しようと学んでいたり、
担任が独自で配慮に取り組んでいたり、
カウンセラーが動いていたり、
支援級での支援が丁寧だったり、
保護者との話し合いをマメにしていたり。

それでも中学校全体で配慮が必要な子に
細かく対応している学校はまだまだ少なく、担任個人の理解度や行動力にかかっている
ということが多いのですが。

どうして中学校はこんなにも配慮が進まなかったり理解してもらえないのか。

この疑問の解決はまだこの先もずっと課題だなと感じますが、
実際に配慮ができている中学校の事例は増えてもいるので、
それが大きな望みになっていくと思います。

今の中学校そのものの大きな壁。

ここに立ち向かっていこうと考えると気が遠くなりそうな感じがしますが、
中学校を変えることができなくても
どんな小さなことでもできることはあります!

小さな隙間を見つけてあきらめず配慮を交渉し
できることからやってもらう。

それこそ戦略でこちらが賢く動いていくことですね^^

何ができるのかについては次回お伝えします。


【3、この年齢の子どもの接し方の難しさ】

中学生のこの時期のドロドロした状態だからこその難しさも
子ども達が困ってしまう背景にあると感じます。

小学生の時のように、子どもの悩みにアドバイスしようものなら「わかってる!」
「黙ってて!」
「うざい!」
なんて言われてしまって、

親としては力になりたくて悩みを解決してあげたくて
子どものために言っているのに怒られるなんて、
「もう!」ってなりますよね。

すごくわかるのですが、この複雑でグラグラしている時期だからこそ
こちらの関わり方をこれまでの関わり方とは変えて行く必要もあります。

どんな関わり方に変えて行くといいかについては、次回詳しく書きますが、
はっきりわかっているのは、「これまでと同じやり方はもう通じない」ということです。

この年齢の子どもは、とにかく上からのものの言い方や指示、命令を嫌います。

否定されること、あれこれ質問されること、
親の過去の話をされること、誰かと比べられること、
世間一般論を出されること、

これら全てを嫌がると思っておいていいです。

子どもが考えていることを知りたい。
子どもの気持ちを知りたい。
前は聞けば素直に話してくれたのに…

この関わり方の難しさは、子どももまた感じています。

前のように素直に話せない自分、
なんかイライラして当たってしまう自分に戸惑っていたりします。

なかなか相談できず一人困っていることもあります。

こんな風に、接し方の難しさがある時だということを知っておくだけで、
接し方はそこから変わって行くと思います。

しつこく聞き出したりはせずに、
でも、お子さんが孤立し一人で困って苦しんでいないか
どうか目はかけてあげてください。

具体的な接し方のポイントは次回以降お伝えしていきます^^

大きく3つ、困っている背景をあげました。

これもまた、お子さんのいる環境や特性などで違ってきます。

もし、気づいた点やこんなこともあるんじゃないかなど
みなさんの意見もぜひ聞かせてくださいね^^

 

プロフィール

浅野 美弥
浅野 美弥
元特別支援学校教員。
プレシャス・マミー認定コーチ。
2 人の男の子のママ。

日本福祉大学を卒業後、特別支援学校に10年勤務。

これまで15年以上、障害のあるお子さんを支援。

のべ1200人以上の子どもと関わり、

障害の中でも特に発達障害のある子どもに関わる。



教員を退職後、初めての育児に悩み、
育児ノイローゼのような状態になる。

その時出会ったコーチングセッションが
人生を変える大きなきっかけとなる。

コーチングを学び子育てを変えたい仲間と
サークルを作り活動開始。

その後自身もコーチの資格を取得し子育てコーチとなる。

専門知識と経験を活かし、
障害のある子どもを持つお母さん専門の
チャイルドジニアスコーチングを作り、
個別相談とコーチングレッスンを提供。


個別相談は300件を超え、
のべ500人以上の
発達障害のお子さんを育てる
お母さんをサポートしている。

浅野美弥Facebook
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